2023年4月28日 06:00
腰痛の理由にお尻のゆるみが?「肛門締め」で体幹を鍛えよう
この骨を内側に巻き込むように下腹部に力を入れながら、肛門を締め上げることで鍛えるのだという。
肛門力がよみがえれば、腰椎の負担が軽くなり、腰痛も解消。さらに3つのメリットがあるという。
「肛門力が上がる=尿道と膣周りの筋肉が強化されることで、尿漏れが改善されます。また、下垂した内臓が引き上がり、ぽっこりおなかの改善につながりますし、上体が安定することで首や肩の余分な力が抜け、慢性的な肩こりも解消されるんです」
では、「恥骨タックイン」はどのような手順で行う?
「恥骨タックイン」は基本的に立った状態で行うが、あおむけに寝た状態で行うと、重力の影響を受けないため肛門を引き上げやすくなり、よりラクにできるという。
【準備運動】
〈1〉足は肩幅で立ち、軸足にしっかり体重をのせる。
〈2〉反対側の足を振り子のように前後に動かす。足の力を抜き、股関節周辺を意識して行う。
片足10回ずつ。
【立位の「恥骨タックイン」】
〈1〉中心に軸を通す感じでまっすぐ立つ。
〈2〉足を肩幅に開き、口から息を吐きながら恥骨を内側に巻き込むように力を入れ、肛門を締める。下腹に力を入れたまま3秒キープ。5回行う。