ビューティ情報『腰痛の理由にお尻のゆるみが?「肛門締め」で体幹を鍛えよう』

2023年4月28日 06:00

腰痛の理由にお尻のゆるみが?「肛門締め」で体幹を鍛えよう

(写真:アフロイメージマート)

(写真:アフロイメージマート)



「腰痛は、骨盤のゆがみや姿勢の悪さ、運動不足などから起こると考えがちですが、じつは“肛門力の衰え”が根本の原因なんです」

こう話すのは、東京都世田谷区の整体院「せたがや手技均整院」の院長で、開業以来33年間でのべ十数万人に施術してきた整体師の鈴木登士彦さんだ。

日本では40歳以上の約2800万人が腰に痛みを抱えているというから深刻だ。長年、悩んでいる人も多いはず。腰痛になる理由を鈴木さんは次のように説明する。

「腰の安定性を担っているのは、じつはおなかの筋肉。人の上半身は胸と腰は骨組で守られていますが、おなかの部分は、かがんだりひねったりなど柔軟性を持たせるために、5つの骨が重なった腰椎が1本あるだけ。代わりにコアハウスと呼ばれる複数の筋肉で、上下左右から圧をかけて支えています」(鈴木さん・以下同)

おなかには上に横隔膜があり、脇腹には腹横筋、背骨の裏に多裂筋、下部に骨盤底筋がある。これらが収縮することで腹圧が生まれ、体幹をまっすぐに保てるのだ。


■腰痛が起きる原因は骨盤底筋の衰えにあり

「このうち底を支える骨盤底筋の筋力が落ち、その一部である肛門を引き締める筋肉の『肛門括約筋』、つまり“肛門力”が衰えることによって腹圧のバランスが崩れ、腰椎に過度な力がかかることで、腰痛が起こるのです。

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