「足首にゆるみが生じるのは、骨と骨のつなぎ目である関節をつなぐ靱帯が伸びてしまうからです。捻挫などはその代表例ですね。
また、加齢により足首にゆるみが出ることも少なくありません。こうなると、足の骨が正しい位置に固定されなくなり、足首がゆるみます。
足首テープは、足首の位置をテープで固定し、可動域を正常に保つことにより、足首が動きすぎるのを抑えます。そして、テープで固定することによって、傷ついた神経が少しずつ自然治癒力で再生されるのです」
すると結果的に、腰痛はもちろん、お尻、太もも、膝の内側、ふくらはぎなどのしびれや痛みも大きく改善する。
足首テープでは、素足にテーピングテープを巻いて足首を固定するが、テープの巻き方は、リンク先の図解を参考にしてほしい。
■家事をしたり、歩くときは足首テープで足首の保護を
「足首テープは足首を固定してゆるみを防ぐことが目的なので、テープは伸縮しないタイプを選んでください。
家事をしたり、歩くときはできるだけ足首テープをして足首の保護をしましょう(皮膚にかぶれなどが出たときは中止してください)。
足首にゆるみがある人が足首テープをして歩くと、すぐに足が軽く感じ、足が上がりやすくなります。