ビューティ情報『八代亜紀が活動休止…「ドアノブが回しにくい」関節リウマチを見分ける方法』

2023年10月2日 11:00

八代亜紀が活動休止…「ドアノブが回しにくい」関節リウマチを見分ける方法

(松野先生、以下同)

関節リウマチの初期は、関節の中で骨の働きをスムーズにする滑膜に炎症が起こって腫れや痛みが現れる。特に症状が出やすい場所は手指の第2関節と第3関節で、91%と罹患者のほぼ全員が発症する。

「関節リウマチは進行すると、関節部分の骨が破壊されて変形したり、動きが不自由になったりします。また炎症が全身に広がり骨粗しょう症や間質性肺炎などの合併症を起こすリスクも高まります」

関節リウマチは40~50代が発症のピークだが、昨今、発症する年齢が上がってきているという。

「かつては40歳で関節リウマチを発症する人が多かったのですが、最近は50~60代で発症する人が急激に増えています。ライフスタイルや食生活の変化などの影響があるようですが、国内だけでなく世界的に起こっている現象。理由はわかっていません」

60歳以上で発症する関節リウマチは高齢発症関節リウマチと定義され、手指の小さい関節だけでなく、肩やひざなど大きい関節の症状が強く、若い人と比べて血液検査で診断しにくい傾向があるという。油断できないのは、加齢によって関節リウマチと似た疾患が出てくること。
「年のせいだから」と放置されたり、診断が遅れてしまうことが少なくない。

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