もんたよしのりさんも…大動脈解離の突然死リスク 更年期を迎えた女性も危険
この基本の体操のほか、腕を組んで、かかとの上げ下げと同時に肩も上げ下げする応用版もおすすめだ。
【2】塩8分目食生活
高血圧予防では、塩分を控えめにするのは常識。
「塩8分目を心がけましょう。しょうゆは上から“かける”より小皿に入れて“つける”。塩分を抑えた分、レモン汁などで味の満足度を上げましょう。塩分を排出するカリウムや食物繊維が豊富な野菜を先に食べる“ベジファースト”も効果的。血糖値の上昇を抑制できるため、血管をケアできます」(高沢さん)
愛媛大学抗加齢医学講座教授の伊賀瀬道也さんも、こう語る。
「血液をさらさらにするEPAが豊富な青魚、血管をしなやかにする一酸化窒素の分泌を促すにんにく、抗酸化作用のあるイソフラボンを含んだ大豆食品などを、意識的に取り入れましょう」
■毎日の血圧測定で大事に至る前に対策を
【3】朝日を浴びて良質な睡眠
「睡眠中は成長ホルモンが分泌され、免疫力を高めます。
また自律神経では副交感神経が優位になるために、血管が広がり、心拍数も下がります。十分に眠ることで、心臓を休ませることができるのです」(高沢さん)
良質な睡眠をとるためには、朝日を浴びることだ。