大人もマイコプラズマ肺炎感染で重症化リスク! 医師が警鐘「インフル同時感染の可能性も」
さらに、コロナ患者の検査をしたら、“マイコプラズマ肺炎”の病原体も見つかったというケースも報告されており、“新型コロナ”との同時感染もある。寺嶋教授は、流行が重なれば“マイコプラズマ肺炎”と“インフルエンザ”、そして“新型コロナ”の“トリプル感染”の可能性も理論的にはありえるという。
「日本ではまだ“マイコプラズマ肺炎”は流行していませんが、これからの年末年始、帰省する人や国内外へと移動する人がかなり増えることが予想されます。年末にも日本に上陸すれば、感染リスクが最も高くなる可能性があります」
“マイコプラズマ肺炎”は、高齢者が感染すると重症化しやすいリスクがある。さらに“インフルエンザ”や“新型コロナ”との同時感染で、死に至る危険性もある。そうならないためにも、感染対策がより重要となってくる。
コロナと同様に、外出時はマスクを着用、手指の消毒。帰宅後には手洗い、うがい。
そしてできるだけ人混みを回避することなどが、基本的な感染対策になるという。
「実家に帰省されるご家庭も多いと思いますが、もし自分や子供に軽い咳や微熱の症状があった場合は、帰省を控えたほうがいいでしょう。実家の両親にうつす可能性があります。