食欲が止まらない!寝ても眠い! 一般的なうつとは違う「冬季うつ」に要注意
さらに味噌には、幸せホルモン・セロトニンのもとになるトリプトファンや、リラックス効果が期待できるギャバを生成するグルタミン酸なども含まれています」(小原さん、以下同)
根菜や葉物、きのこ類など、味噌汁に入れる具材はなんでもよいが、心を落ち着けたいなら鶏ささみを入れるのがおすすめだという。
「タンパク質にはトリプトファンが含まれていますが、特にささみには、セロトニンの生成を促すビタミンBや、不安やストレスを和らげるマグネシウムも含まれます」
具材は作り置きして、冷凍しておくとよい。
「根菜など、硬さのある野菜は、ある程度の量を一度に切って、大きめの鍋に重ねて蒸しておきましょう。冷めたら、味噌汁1回分ずつをプラスチックバッグなどに入れて冷凍庫に入れてください」
ただし、葉物野菜は、一度蒸すとクタクタになるので、ざっくり切って生のまま冷凍保存し、使用する際にそのまま鍋に入れる。味噌汁とともに雑穀米もとろう。
「日本最古の雑穀と言われるひえには、セロトニンの材料となるトリプトファン、ビタミンB、糖質に加え、不安解消を手助けするマグネシウムが含まれます。また、あわにも、ストレスに強いパンテトン酸が。