ビューティ情報『大人もかかる「手足口病」にアルコール消毒は効きにくい!去年の6倍ペースで感染拡大中』

大人もかかる「手足口病」にアルコール消毒は効きにくい!去年の6倍ペースで感染拡大中

「5歳以下の子どもが最も感染しやすい病気です。子どもが保育園や幼稚園といった集団生活の場で流行することが多く、感染すると水疱発疹のほか、発熱や倦怠感を伴います。子どもの場合、発熱するのは3分の1程度で、多くは数日間で症状が治まります。

ただし、大人がかかると症状が重くなる可能性があり、髄膜炎、脳炎、心筋炎といった合併症のリスクも高まります。とくに妊婦や基礎疾患のある高齢者などは注意が必要です」

このように警鐘を鳴らすのは、日本感染症学会専門医で、東京歯科大学市川総合病院呼吸器内科の寺嶋毅教授。

発熱(38度前後)や倦怠感以外にも、喉の痛み、関節痛、頭痛、咽頭痛、下痢、嘔吐などの症状も出るというから、軽い風邪程度だと甘く考えないほうがいい。

大人が「手足口病」に感染するほとんどのケースは、子どもからうつされる“家庭内感染”だ。そして感染した親が会社などに出勤し、職場にウイルスを持ち込むことで、感染をさらに拡大させる。
「感染経路は“飛沫感染”、“接触感染”、“糞口感染”(便の中に排せつされたウイルスが口に入って感染)です。発症原因となるウイルスは、主にコクサッキーウイルスA6、A16やエンテロウイルス71(EV71)

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