これらの婦人病においてもLEPは現代女性の強い味方となる存在だ。
例えば『子宮内膜症』。これは子宮内膜などの組織が、本来あるべき子宮の内側以外の場所で発生し発育するという病気。
昔の女性と比べると、現代女性は初経~閉経の期間が長くなり、出産回数が減ったぶん、人生における月経の回数が増えているそう。
つまり月経回数が増えるごとにリスクが高まるため、この病気はLEPで予防が出来る。
また生理の症状が酷くて普段通りの生活が送れない『月経困難症』。
この疾患の患者は日本では900万人程度いると推定されているが、受診件数と比較すると、9割の人はかかるべきところのはずが病院にかかっていないそうだ。
![もう我慢しない!生理のつらさはLEP治療で改善!](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FLeafhide_beauty%252F2022%252FLeafhide_beauty_d6969ee436c82f86f2da899b2cf146ff%252FLeafhide_beauty_d6969ee436c82f86f2da899b2cf146ff_91b3503aa0b082a116cd_4.png,small=600,quality=80,type=webp)
トークセッションのゲストで登場した、ボーダーレスな社会づくりを推進するfermata株式会社 共同創業者CCO 中村 寛子さんは、自己体験を踏まえつつ日本人特有の生理を隠す文化や我慢強さが影響しているのではと指摘。
数年前はオフィスでも日常生活でも、人前で『生理』というワードを出すことすら憚られていた時代であったが、今後は臆せず生理やLEPを伝えていくことが、社会全体の理解にもつながっていくと感じているそうだ。