加齢と共に影響も大きく株式会社マンダムが、働く女性のストレスと睡眠に関する意識調査を実施した。同企業では、2010年より睡眠の質と美容の関係に着目した睡眠美容という新しい分野での研究開発を行っている。調査は2016年3月、20~50代の働く女性847人を対象にインターネット上にて行われたものである。
現在の睡眠への満足度について尋ねると、ストレスを感じている人はそうでない人よりも満足度が低い傾向に。さらに、ストレスを感じている人のうち満足度が高い人の割合は、年代が上がるにつれて低くなる。一方で、ストレスを感じていない人のうち満足度が高い人の割合は、年代が上がるにつれて高くなるという結果に。このことから、ストレスによる睡眠への影響は、加齢と共に大きくなっていくと言えそうである。
20代はイライラ、40代はグッタリ?また、睡眠不調(よく眠れない、睡眠の質が悪いと感じること)による心身への悪影響についても、年代による差が見られた。
「イライラする、怒りっぽくなる」等といった感情への悪影響は若い世代が感じやすかったのに対し、「疲れがとれない、体がだるい」など健康への悪影響は年代が上がるほど感じやすい傾向が見られた。