2022年12月8日 12:00
絹糸のフジックス協力の元 エゾシカパンプス“極まる”
未来を考えたときにAYAMEでは、靴作り全体を持続可能な素材へ変えていく必要があると考えています。また、使い終わった靴の循環を上手く行って行くために、1社では出来ない業界全体の取り組みを実行すべくJSFAに加盟し積極的に循環の仕組みの構築に携わろうとしています。
今回JSFAを通して、フジックス様との出会いがあり、古くからあるが当社にとって新しい素材である絹糸と出会うことができ、再び靴と絹糸が出会うことができました。
絹糸で作るAYAME Natureは、従来と比べ糸の太さが太くなりました。ポリエステル糸と同等の強度を保つためには、太くする必要があったのですが、そのことによって縫い目がしっかりと見える様になり、靴は縫い物でもある事が改めて消費者に認識されるような意匠となりました。
絹糸はほどよい強さと伸びが特徴で、 素材を傷めず、素材にまけないなじみの良さを備えています。伝統的な絹糸とエゾシカ革の絞り染めと相性がよく、高級感と色がよくなじむのが特徴です。
今後もさらなる循環の仕掛けを取り入れ、履く人も、革も、糸もすべてが主役となるAYAME Natureは未来へ向けて歩みを続けていきます。