整体で歪みを取り、不眠を改善 <百年整体 高橋和之先生>
痛いときは無理せず、できる範囲でやっていくということが大切です
座っていて脚を組みたくなるというのは、どういう状態でしょうか
まずひとつの要因として、猫背であるから脚が組みたくなるということがあります。脚を組むということは、座ったときに背中を丸くして前かがみになるから脚が組むことができるのです。
疲労がたまっていると、人は自然に猫背になりやすいです。たとえばマラソンで走った後のランナーなどが、ゼイゼイ息を切らしながら丸くなっているようなイメージがあると思いますが、それと同じように身体の不調や疲れが出ていると猫背にならざるを得ないということがあります。そのほかには、誰しも骨盤や股関節の歪みはどうしてもあるため、ねじれていると脚を組んでいるほうが一時的には楽だという場合があります。しかし、結局それを繰り返していると、腰や股関節が痛くなったり、脚に症状が出やすくなってしまいます。
脚が組みたくなるというのは、身体が疲れている、もしくは身体が歪んでいるというサインのひとつにはなります。
寝ている状態でも歪みをチェックするのでしょうか
立っている状態、座っている状態、寝ている状態でそれぞれ身体の歪みが変わる場合があります。