ビューティ情報『国産CPAPで睡眠時無呼吸症候群の治療を変える、メトランの挑戦』

国産CPAPで睡眠時無呼吸症候群の治療を変える、メトランの挑戦

目次

・株式会社メトランがCPAPを開発するようになったきっかけ
・特許だらけのCPAP開発の壁を乗り越えた国産第1号
・睡眠時無呼吸症候群の患者として自分が使うために開発したJPAP
・CPAPの良し悪しは「呼吸仕事量」で決まる
・患者さんの使い心地が軽視されているCPAP治療
・CPAPに加温・加湿が必要だという間違った常識
・人間の呼吸器は本来、素晴らしい加温・加湿の仕組みを持っている
・暖めた空気を一晩中吸っているとかえってよく眠れない?深部体温との関係
・開発者から見たCPAP治療の課題
・CPAPの治療における様々な問題
・CPAP治療からドロップアウトした患者さんのリスクとは
・睡眠時無呼吸症候群の治療はどうあるべきか
・患者さんや医師のためにメーカーとして行なっている取り組み
国産CPAPで睡眠時無呼吸症候群の治療を変える、メトランの挑戦


<専門家インタビュー> 睡眠時無呼吸症候群の治療に使われる持続的自動気道陽圧ユニット(CPAP)のほとんどが海外の製品で占められる中、人工呼吸器メーカーの草分けとして1984年に創業した株式会社メトランは、株式会社小池メディカルと共同で国産第1号となる「ジャスミン」を2006年に開発・販売しました。その開発の経緯と最新機種JPAP(ジェイパップ)のコンセプト、そして睡眠時無呼吸症候群治療のあるべき姿について、株式会社メトランの創業者であるトラン・ゴック・フック(新田一福)会長にお話をうかがいました。【トラン・ゴック・フック(新田一福)氏】 株式会社メトラン会長

株式会社メトランがCPAPを開発するようになったきっかけ

そもそも株式会社メトランがCPAP治療機器を開発するようになったのは、当社の製品を販売していた株式会社小池メディカルからの依頼がきっかけでした。私たちの開発技術力を高く評価してくれていた小池社長から、CPAPは海外の製品しかないので、ぜひ国産のCPAP装置を作ってほしいと頼まれ、二つ返事でお引き受けしたことが発端だったのです。


特許だらけのCPAP開発の壁を乗り越えた国産第1号

特許だらけのCPAP開発の壁を乗り越えた国産第1号


ところがいざCPAP機器の開発を始めてみると、実に奥が深いということがわかりました。

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