食品パワーで眠りの質を上げる「食卓の小さな心がけ」を教えます!
のバランスを整える食事です。けれど特別な調理法や調味料があるわけではありません。
薬膳の基本は、旬の食材をベースに、体調や症状に合った食材を選び、バランスよく、おいしくいただくこと。今回はちょっと変わった食材で、薬膳に挑戦してみましょう。
自然由来の食事でぐっすり睡眠を実現しましょう
〝龍の骨〟とは、いかにも効果が期待できそうなメニュー。『龍骨』は、まさしく恐龍(巨大動物)の骨の化石のことです。鎮静作用があるため、イライラや極度の緊張、ストレスなどを解消するのに有効。
気になるスープのお味は、意外にも苦味はなくパパイヤの甘さがプラスされ、まろやかな仕上がりになります。
恐竜パワーをもらえるこのスープだけでも不眠症が十分改善しそうですが、さらにもう一品ご紹介しましょう。
次は、「龍眼釦大棗(龍眼とナツメのご飯)」。『龍眼』と『ナツメ』の2種類の生薬が使われ、いずれも緊張を緩和する『甘(甘味)』に属する食材なので症状改善に有効です。もち米に龍眼とナツメの甘さが染み込み、これはおやつ感覚でも食べられます。2つの〝龍〟料理を味わったら、最後に、「『氷糖蓮子燉雪哈(ハスの実のデザート)』などいかがでしょうか。