勉強中の眠気と戦うあなたへ 少ない時間で効果を出す方法
少ない時間でいかに勉強の効率を上げるか、それは受験生や資格試験の勉強をしている社会人にとって大きな課題ですよね。今回は、睡眠のとり方や勉強時間と睡眠時間のバランスを考えていきます。
眠気と戦う徹夜は勉強に効果はある?
一睡もせずに、覚えたての単語やら文法やらを呟きながら、そのままテストに臨み、吐き出すように鉛筆を走らせた記憶があるという方も多いのではないでしょうか?
人は就寝すると、ノンレム睡眠のときに、単純な記憶や手順の定着などを図ります。また、ノンレム睡眠は、記憶と記憶を結びつけて脳に定着させる睡眠です。似た問題や課題に直面したときに、応用的な思考力で判断できるようになるのもこの睡眠のおかげといえるでしょう。
つまり、睡眠時間がゼロだと、これらの記憶の定着の機会を失ってしまうことになります。
また、応用問題についても、記憶と記憶が結びついていない状態なので、解くのには苦労します。さらに徹夜や睡眠不足の場合には、判断力や応用力が著しく減少することがわかっています。
英語の長文問題や数学の応用問題に徹夜で太刀打ちできないのはそのためなのですね。
就寝時間と勉強時間の適切なタイミングとは?
睡眠が記憶の定着や応用的な思考に深く関わっているということが分かりました。