光の色と強さをコントロールして睡眠力をアップさせよう!
それは、朝から夕方にかけて同じ活動を行った小学生が、夜間、蛍光灯の下で過ごすグループとオレンジ色の白熱灯の下で過ごすグループに分かれ、その後の睡眠の質を調査するというもの。
結果はやはりオレンジ色の光の下で過ごしたグループのほうがメラトニンの分泌量が多く、体感的にも睡眠の質が良かったということです。
睡眠の質を上げたい方はご自宅の照明を暖色系のものにしてみてはいかがですか?また、家電や壁のスイッチなど一晩中光を発しているものにカバーをするといった工夫も大切です。光は思った以上に影響することを覚えておきましょう!
光の強さは月明かりがベスト?
さてこれからは光の強さについてチェックしていきましょう!朝日を浴びることは大いに結構なことですが、夕方以降に浴びる光には特に注意が必要です。では、どれくらいまでならメラトニン分泌に影響がないのか確認しておきましょう。
就寝2~3時間前は300ルクス以上の光刺激を受けないほうが良いと言われています。300ルクスというと、一般的な家庭の室内照明程度です。睡眠環境(寝室)での光は0.3ルクスくらいが理想ということです。
ろうそくの明かりが15ルクスくらいだそうなので、ぐっすり眠るにはこれでもまだ明るすぎるということですね。