2015年3月16日 08:00
やっぱり眠気覚ましの方法はコーヒーが一番!? その秘密に迫る!
という情報伝達を妨害することができるので、脳に情報が伝わらず眠気が起きないというわけです。
ホットとアイスどっちが目覚めやすい?
そんなカフェインを含むコーヒーは、摂取してから30分程度経った後に、覚醒効果が表れるといわれています。そして、4~5時間ほどその効果が続きます。けれど、コーヒーでも、ホットとアイスでは、覚醒効果もその持続時間も違うということも分かっています。
それは、一般的に、アイスコーヒーは、ホットコーヒーよりもカフェイン量が少ないことと、温度の低さからカフェインの血中濃度の上昇がゆるやかになることが理由といわれています。
○カフェインの血中濃度が最大になるまでの時間
ホットコーヒー:飲んでから約30分~1時間後
アイスコーヒー:飲んでから約1時間~2時間後
アイスコーヒーを飲むと、小腸の粘膜にある毛細血管の収縮や胃の運動の低下が起きるので、血中濃度の上昇もゆるやかになります。よって、早く眠気を覚ましたいのなら、ホットコーヒーを選ぶのが正解です。カフェインの眠気覚ましには限界がある!
コーヒーを飲むと、アデノシンの働きが妨害されることで、脳が休憩すべきと判断できず、眠気は起きません。