もうじき生理がくる、3~10日前の時期。眠くて仕方がなかったり、イライラしたり、お腹や頭が痛くなったりと何かと不調を感じます。
もちろん個人差はありますが、症状が重い人にとっては毎月とてもつらいはず。けれど、仕事など活動中は眠ってなんていられません。そこで、生理前の眠気に対処するために、知っておくべきことや、実際の方法をご紹介します。
生理前の眠気がしんどい!その原因は?
生理が始まる数日前に眠くなる……。あなたはそう自覚しているかもしれませんが、そもそも、なぜ生理前は眠くなるのでしょうか?よく原因として挙げられるのが、その時期に多く分泌される「プロゲステロン」という女性ホルモンによる影響という説です。
眠くなるのは、このプロゲステロンと体温が関係しているといわれています。
私たちの体は、体温の変化によって眠くなったり目覚めたりします。プロゲステロンには、体温を上げる働きがあるので、分泌が高まる生理前は、一日のうちの体温の変化が小さくなります。
睡眠の専門医である坪田聡さんの記事によれば、体温の変化が小さく、睡眠と覚醒のメリハリがつかなくなることが、夜ぐっすり眠れず、日中に眠くなりがちになる原因だとされています。