2015年3月16日 12:00
乳児期の睡眠習慣がもたらす大人になってからの影響とは?
生まれてから間もない乳児は、一日に10時間以上20時間未満ほどが必要です。3~4時間の短い睡眠、授乳、また3~4時間の短い睡眠というサイクルで一日を過ごします。
そして成長するにつれてどんどん睡眠時間が減っていき、午前と午後の1回ずつ、午後の1回のみ、と変化していきます。4歳から6歳くらいなるまで、幼児の昼寝は続きます。
しかし、近年では、乳幼児は夜更かし傾向にあるというデータもあり、なんと1歳6カ月児であっても22時以降に就寝する割合が高くなっているのだそう。夜型生活の赤ちゃんとは、聞くだけで心配になってきますね。
「夜驚」とは?
乳幼児の睡眠に関連して、「夜驚」という睡眠障害についても知っておきましょう。眠っている間に突然大声を上げて飛び起きる、夢中遊行する、恐怖におびえている様子を見せるなどが主な症状です。
発症は2、3歳頃で、3~5歳の幼児に多く、それ以降の年齢になるとあまり見られなくなるそうです。原因は、心身の疲労や情緒的興奮、睡眠リズムの乱れ、暗闇への恐怖などといわれています。睡眠にまつわる我が子へのしつけは、乳児の頃からとても重要です。子育て中の方は、ぜひ注意してお子さんの睡眠状況を把握してあげてください。
Photo by donnierayjones
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