睡眠不足が生殖機能に及ぼす影響とは? 意外に深いつながりを解明
女性の場合は…
・月経不順
・子宮や卵巣の疾患など
男性の場合は…
・射精機能の低下
・睾丸が極端に小さいなど
男性の場合は本人に自覚がないことが多く、問題の早期発見が難しい場合もあります。実際に妊娠を望むような状況になってはじめて、生殖機能の低下に気付くことになります。
長い間不妊治療を行う夫婦がいることからもわかる通り、生殖機能の回復をはかるのには時間がかかるケースも少なくありません。良質な睡眠を確保するなど、日頃から自律神経を整えておくことも対策の一つといえそうです。
生殖機能回復にも有効な、良質な睡眠をとる方策とは?
それでは、生殖機能を維持できるような良質な睡眠をとるにはどのような対応が必要なのでしょうか?睡眠時間を十分に確保するということに加えて、いくつかポイントがあるので確認してみましょう。
・入眠をアルコールに頼らない
お酒を飲むとぐっすり眠れる、と思っている方も少なくありませんが、アルコールで得る眠りは気絶に似ており、良質な睡眠とはいえません。就寝前のアルコールの摂取は控えましょう。
・眠る環境を整えましょう
仕事から帰ると疲れきってしまい、照明もテレビもつけっぱなしで寝てしまうという方も少なくありません。