体に良いお酒の飲み方とは? 乳酸菌とお酒の不思議な関係【カラダジム】
肝臓は「もの言わぬ臓器」と言われ、かなり状態が悪くなるまでSOSを発することはできません。二日酔いなど明らかに体の不調を感じるような飲み方は、何も言わずとも肝臓にとって酷なことなのでしょう。
少量のお酒は体に良いというデータも
過度な飲酒は禁物ですが、逆に「お酒のない生活」をすれば健康になれるのでしょうか。実は、先進国の中年男女を対象に統計をとったところ、非飲酒者に比べて少量飲酒者の方が健康リスクが低いというデータが出ています。
確かにお酒には、ストレス解消など精神面での健康促進効果や、体をリラックスさせ血行をよくするなどの働きもあるといわれています。楽しみながら適量のお酒を飲んでいるかぎりでは、健康リスクに神経質になる必要はなさそうです。
乳酸菌が肝機能改善に効果
お酒が好きな人は、シジミや牡蠣、ウコンなど、肝機能に良いと言われている食品に興味を引かれることも多いでしょう。近年の腸内フローラブームで注目されている乳酸菌の中にも、肝機能改善の働きのあるものがあります。
サッポロビールが発見した「SBL88乳酸菌」は、肝臓の機能改善と中性脂肪を減少させる働きがあることが明らかになりました。