最適な睡眠時間は人によって異なる。その理由とは? 【友野なお 快眠集中講座(第2回)】
睡眠不足になると食欲の中枢やホルモンの分泌が乱れ、一説によると25%も食欲が増加し、1日あたり350~500kcalを余分に摂取してしまうということが推定されています。
「寝るとブタになる」と思い込んでいる人が多いですが、実はまったく逆だったのです。しっかり眠ることは肥満の予防になり、さらに生活習慣病の罹患率の引き下げにも直接的な影響を与えます。
健康増進の基本は睡眠にあり、ということをぜひ心得て、日々きちんとした睡眠時間を確保できるようなタイムスケジュールを組むよう、心掛けてくださいね。
友野なおNao Tomono
睡眠コンサルタント
インナービューティーアドバイザー
自身が睡眠を改善したことにより、体質改善に成功した経験から、睡眠を専門的に研究。独自のメソッドに沿って就寝前の寝室、就寝中の寝具、起床後の過ごし方にこだわることで、睡眠の質が格段に上がり、体内メンテナンスができる快眠法「眠活」を考案。
順天堂大学 大学院スポーツ健康科学研究科博士前期課程に在籍。現在数多くの女性誌をはじめ、テレビ・ラジオ・講演・執筆など、幅広く多方面で睡眠のスペシャリストとして活躍中。
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