美しく痩せる!“女性のリズム”を意識した食べ方 【最新美容トレンド】
どうしても小腹がすいてしまうという時もあるかと思うのですが…
蒲池先生:実はおやつは理にかなっているんです。脂肪分や糖分の高いものを食べたいのであれば、昼食やおやつの時間とされる2~3時ごろがチャンスです。
おやつは、夜食に比べれば断然太りにくくヘルシー。甘いものを食べる場合には、糖分をきちんとエネルギーに変えるために、例えば黒砂糖など未精製の食品など、ビタミンB1を豊富に含む食材がおすすめです。
夜食べると太るのは、時計遺伝子のせい
――夜は控えめにと一般的に言われますが、なぜ食事の時間によって太りやすさが変わるのでしょうか。
蒲池先生:エネルギー代謝には、体内時計を司る「時計遺伝子」が関連しています。時計遺伝子の中にはいくつかの種類があり、浴びている光の強さに応じて増減を繰り返しているのですが、明るいときに増える遺伝子はエネルギーを使う働きがあり、暗くなってから増える遺伝子は体の成長・修復を助ける働きがあります。つまり、日中は体がエネルギーを代謝しやすい状態にあり、夜は脂肪などを蓄えやすい状態にあるということです。
夜にあまり食べ過ぎてはいけない、というのはこのような理由もあるのです。