幸せを“追いかける女”と“呼び込む女”!その分かれ目は、脳にあった?<第1回>
朝日が網膜を刺激すると、脳内にはセロトニンというホルモンが出てきて、一日中「穏やか情感」で心を満たしてくれます。ささやかなことがしみじみ幸せになり、意欲が萎えない一日を過ごせる、別名“幸福ホルモン”です。
朝ごはんには、タンパク質と野菜から始めることを鉄則に。空腹にいきなり糖質(炭水化物、スイーツ、甘い果物)を食べると、血糖値が急に上がって、血糖をエネルギー源にしている脳は当座は元気に。しかし、その後、血糖値が急降下して、低血糖症状に。
低血糖時(糖質摂取から2時間後くらい)は、不安になって誰かに励まされないとやっていられなくなり、ちょっと甘いものがつまみたくなり、やがてイラついてキレる事態に。結局太るし、いいことがありません。
昼食も、おにぎりにうどん、なんていう糖質だけのメニューは危険、夕方の小腹が空いたときにお菓子をつまむのも、落ち込みとイライラの原因になります。
さらに、カロリーを気にして、動物性タンパク質を採らない人は、ビタミンBやアミノ酸、すなわち冒頭に述べた脳内ホルモンの材料が欠乏します。肉・魚・卵・乳製品は積極的に摂取しましょう。
タンパク質や脂質は、食品そのものはカロリーが高くても、分解吸収にエネルギーを使うので、太らない食品なのですよ。