元大臣も睡眠障害で療養中。胃腸障害とも関係がある?
日本人の多くが睡眠に悩みを抱えていると言われています。とはいえ、「自分は睡眠障害だ」と思う人、気づく人は、その中のほんの一握りに過ぎないでしょう。実際に、睡眠障害の人の多くは、自覚症状がなく、医師の診断も受けていないと言われています。なぜ、睡眠障害は自分では気づかないのでしょうか? その真相に迫ります。
睡眠障害にはさまざまなタイプがある
先日、問題を起こして辞任した大臣が睡眠障害であることを公表しました。医師の診断によると、約1カ月の自宅療養が必要とのことで、国会への欠席も同時に発表されました。
このニュースをきっかけに睡眠障害という言葉を知った人もいるかもしれません。睡眠障害とひと口にいっても、その種類はさまざまです。
ちなみに睡眠障害=不眠症ではありません。
たとえば、睡眠中に呼吸が一時的に止まってしまう睡眠時無呼吸症候群や日中に強烈な眠気に襲われるナルコレプシー、足に違和感があって眠れなくなるレストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)などが挙げられます。
自分とは無縁と思うかもしれませんが、日本は不眠大国とも呼ばれていて、睡眠に悩む人がたくさんいると言われています。あなたのすぐそばにも、じつは睡眠障害で苦しんでいる人がいるかもしれません。