睡眠に関する最新研究あれこれ。睡眠と脳の不思議な関係
徹夜をしたときの頭のボーッとした感じは、明らかに脳が働いていないなと実感できるものですよね。実際に、脳と睡眠には深い関係があるので、今回はそれにまつわる研究を紹介します。最近、仕事でミスが多いなと思う人は、もしかしたら睡眠が足りていないのかもしれません。
睡眠が脳に与える影響
睡眠と脳には切っても切れない密接な関係があります。私たちは、仕事や勉強中の活動を始め、人の表情、駅のアナウンス、味や匂い、騒音など、五感をフル活用して、さまざまな情報感じ取っています。
それらがずっと蓄積されていくと、とんでもない情報量になるので脳はパンクしてしまいます。そうならないために人間は、睡眠中に「脳にたまった情報の整理や掃除」を行うのです。
脳にはそのための循環系があり、睡眠中に脳脊髄液によって老廃物を排出していると考えられています。
朝起きたらスッキリしているのは気のせいではなく、実際に脳もスッキリしているからなのかもしれません。
この脳内の整理や掃除は快適な生活を送るためには必要なことです。脳に余計な情報がパンパンに詰まったままだと脳がフル稼働できません。
睡眠と脳の関係を調べる研究あれこれ
睡眠と脳に関する研究というものがあります。