はこのウルトラディアンリズムが関係しています。
すぐ眠くなるのはウルトラディアンリズムのせい!?
ウルトラディアンリズムにもいくつかの種類があり、そのなかのひとつに約90分を1周とする「眠気」と「覚醒」のリズムがあります。
この生体リズムによって人間の体に「眠くなる時間」と「目が覚める時間」が交互に訪れるので、約90分ごとに軽い眠気に襲われてしまうのです。
・軽い眠気は退屈なときに生じる
このウルトラディアンリズムによる軽い眠気には、「単調な環境下で生じやすい」という特徴があります。
そのため、たとえば学校生活を例にとると、机に向かうだけの退屈な授業では途中で眠くなったりしますが、変化に富んだ体育の授業ではウルトラディアンリズムによる眠気を感じることはありません。
・覚醒しているときは集中力が発揮できる
また逆に、ウルトラディアンリズムによる覚醒の時間は、仕事や勉強に対して集中力を発揮することができる時間でもあります。そのためウルトラディアンリズムのことを知っているビジネスマンの中には、それを有効活用するために軽い眠気に襲われるタイミングで小休憩をとり、覚醒するタイミングで仕事に集中して業務効率を上げようと取り組んでいる人もいるのです。