眠気のツボを「ながらマッサージ」して、パッチリ目覚めよう!
2つのことを同時に行うと、人生ちょっと得をした気持ちになりますよね。そこで今回紹介するのは、何かをしながら眠気のツボをマッサージして、睡魔をやっつける方法です。ランチ後の仕事中にどうしても勝てない睡魔がやってきて苦しめられることって、ありますよね。そんなときに知っておきたい「ながらマッサージ」の方法とは?
ツボってなんだ?
今回は「ながらマッサージ」で眠気を解消できるツボを紹介します。その本題に入る前に、「ツボとは何か?」ということからご説明しましょう。
東洋医学ではツボを「経穴(けいけつ)」と呼びます。
血液が流れる道を経路(けいらく)と呼び、肺や心臓などの六臓と、大腸や膀胱などの六腑に所属する12本の正経と、さらに正中線上の表裏に1本ずつの合計14本があると考えられています。
経路を「電車の路線」にたとえると、経穴は「駅」にあたります。
駅は電車が止まる場所であるように、経穴には気や悪いものが集まりやすいとされています。
経穴は無数にありますが、それぞれが体の各部位とリンクしていると考えられているので、鍼灸師は経穴をマッサージしたりして、念入りに調べることで、その人の体の状況がわかるのです。