不眠症になる人には腸内環境にトラブルが見られる!?
「便通が悪い」「お腹の調子がよくない」「便秘が続いている」……。最近、女性の中にお腹事情の悩みを抱えている人が増えているようです。腸内環境が悪くなると、肌荒れやストレスなど、さまざまな悪影響を及ぼすと言われていますが、じつは睡眠も例外ではありません。腸内環境の悪化が原因で不眠症になってしまう人もいるのだとか。それは一体なぜなのでしょうか?
不眠症のこと、知ってる?
不眠症は“ただ眠れない状態”を指す言葉ではありません。
厚生労働省のホームページでは「長期間にわたり夜間の不眠が続き、日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する状態」と明確に定義されています。
この定義を知らずに、1日でも眠れなかった夜があったら、すぐに「自分は不眠症になってしまった……」と嘆いている人も少なくないようです。
もしも、まわりにこのような人がいたら「それは不眠症ではなくて、ただの不眠だよ」と教えてあげましょう。
前置きが少し長くなりましたが、今回のポイントは「不眠症のことをもっとよく知ろう」ということです。
適切な対処法は、適切な知識があってこそ理解でき、活かされるもの。今回は、不眠症の意外な側面をご紹介して、新たな知識を身に付けていただきたいと思います!
不眠症はお腹の中から?
不眠症と聞くと、“精神的なもの”による影響、というイメージがありませんか?
それも一因ではあるのですが、じつは“お腹の中”も影響して起こると言われています。