寝不足で仕事が手につかないビジネスパーソンが6割!パフォーマンスを改善する秘策とは
これに関連し、「日本にもシエスタ(昼寝)を導入した方が良いと思いますか?」という質問には、約7割(68.8%)の人が「はい」と答えています。
秘策は午前中の軽いうたた寝
では、日中に強い眠気を催したり、仕事がはかどらなかったりする場合、どのような対策をすればよいのでしょうか?午後の昼寝ももちろん有効ですが、勤務体系やオフィス環境を考慮すると、ビジネスパーソンによっては現実的に難しいケースも多いでしょう。また、午後からの昼寝は、一定時間を超えると夜の睡眠に影響してしまいすっきり眠れず、翌日また眠くなってしまうという悪循環に陥るケースもあるようです。
そんなときは、午前中に軽く眠ってみてはいかがでしょうか。午前中の睡眠といっても仕事中に眠るというわけではなく、おすすめは、通勤電車でのうたた寝です。通勤中に窓の外を見て光を浴びることは、目を覚ますためには大切です。しかし、日中の眠気があまりに強いという状況なら、夜間に影響を及ぼさない午前中の睡眠を、通勤電車で積極的にとってみてはいかがでしょうか。パフォーマンスが改善されるかもしれませんよ。
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参考:
テンピュール・シーリー・ジャパンプレスリリースビジネスパーソンに聞く、睡眠ライフスタイル調査
川端裕人,三島和夫:8時間睡眠のウソ。日本人の眠り、8つの新常識,2014,pp.181-182,日経BP社,東京