いぼの種類と原因は?除去するにはどうすればいいの?
伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)
[いわゆる水いぼ]
いぼの中では比較的柔らかい部類のものです。ウイルスによる接触感染により罹患するといわれていますが、詳しい感染経路は不明な点が特徴です。直径1〜3ミリくらいの白い塊を囲むように、柔らかいいぼがワキや肘、膝、胸などに出現します。単独では現れず、ほとんどの場合複数のいぼが一気に出てきます。
柔らかいいぼが破けるとウイルスが飛び散るため、プールなどで感染しやすく、そのため子供が罹患する割合が比較的高くなっています。免疫がつけば自然に治りますが、完全治癒までの時間が読めないのが特徴です。一番は柔らかく非常に破れやすいのでウイルスを撒き散らさないためにも早期に専門医にかかり治療を始めることをおすすめします。
扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)
[平たいいぼ]
青年性扁平疣贅とも呼ばれ、その名前の通り中年以降での発症はほとんどありません。
青年期に顔や手の甲などに2〜3ミリの平べったいいぼができることが特徴です。このいぼはやや隆起しており、薄い褐色をしていることが多いようです。体格の成長とともに自然治癒していくのが一般的です。
尖圭(せんけい)