炭水化物抜きはNG!医学博士が語る「本当に効率的な脂肪燃焼」
ダイエットに励む人にとって、カロリーは切っても切れないもの。お菓子やジュースを買う時は、必ず表示されているカロリーをチェックするという人も多いのではないでしょうか。
でも、そもそもカロリーってどんなものなのでしょう?カロリー消費とカロリー摂取とありますが、イマイチ体の中でどうなっているのか、わかりにくいですよね。
そこで今日は、理学博士と医学博士の著者がカロリーというものさしで世の中のあらゆる現象を説明している『なんでもカロリー換算』(竹内薫・丸山篤史著、PHP研究所)から、カロリー消費の仕組みをご紹介します。
仕組みが分かれば、効率的に脂肪を燃焼できるようになります!すると、今まで三日坊主になりがちなだったダイエットもうまくいくように……!さっそく、見ていきましょう。
■脂肪燃焼は炭水化物の食べ方がカギ
まずは、脂肪燃焼の仕組みから。人間の脂肪は1グラムあたり約7kcalです。単純計算では、体の活動で7kcalを消費して、脂肪だけが燃焼すれば、体重が1グラム減るということになります。
しかし、体は脂肪だけを燃焼するのではありません。先に消費されるのはブドウ糖です。ご飯やパンなどの炭水化物からできるブドウ糖があれば、それが先に消費され、その次に脂肪を消費します。