2023年8月2日 22:40
40代の「目の下のクマ」は若いころのものとは別物に!? クマができる原因と対策を解説【医師監修】
「目の下のクマは
青クマ茶クマ黒クマの大きく3つに分けられます。40代以降の加齢によるクマは黒クマです。
黒クマの特徴としては
顔を上に向けて鏡を見るとクマが薄くなる。
目の下に膨らみやへこみがある。
ファンデーションやコンシーラーで隠すことができない。
といったことが挙げられます。クマのおよそ95%は黒クマと言われています」(黒田先生)。
40代以降のクマはなぜできる?
なぜ加齢とともに黒クマはできてしまうのでしょうか。
「目の下には眼窩脂肪という脂肪がありますが、若いときは目の周りの筋肉で支えることができました。しかし、加齢とともに目の周りの筋肉が衰え、支えることができなくなってきます。支えきれなくなった脂肪が前に出ることで膨らみや影になります。それが黒クマです。
また、それに加えて加齢で顔の骨が委縮することで目の下の皮膚がたるむことで黒クマはより目立つようになります。まとめると以下のようになります。
- 目の下の脂肪やコラーゲンが減り、ハリが失われてたるむ
- 骨が委縮して皮膚が薄くなり目と頬の境にくぼみができ、目の周りの皮膚がたるむ
- たるんだ目の下の脂肪を周りの筋肉が支えられず前に出てくる
- 膨らみやたるみでできた影が黒クマになる
子どもの目の下は脂肪が多いのでふっくらしていますよね。