一晩中エアコンでも朝だるくならない! プロ直伝「夏の快眠」簡単テク
体がだるくなるのは、こうした中途覚醒が増えて体がしっかりと修復されていないことが原因であることも。
対策は、先ほどと同じように、温湿度計を用意して室温を確認すること、そして衣類や寝具で調整してみてください。
原因5.深部体温がうまく下がっていないから
体の内側の深部体温は、19時頃最も高く、就寝2時間ほど前から早朝4時頃にかけて低下し、起床時刻にかけて上昇するメカニズムがあります。しかし、寝る前、ストレスを感じたり考えごとをしていたりと交感神経が優位になっていたり、日中の活動量が少なく体温の高低差が小さければ、うまく深部体温が下がらず、熱が体にこもった、熱ごもり状態になりやすいです。
そこで、過去記事でもご紹介しました、入浴法を取り入れて深部体温をぐっと急降下させましょう。暑いとリモコンの温度を下げがちですが、適切にお風呂に浸かって深部体温をコントロールすることで快適におやすみすることが可能となります。
みなさんの睡眠が快適なものとなりますように。ぜひお試しください。
眠りとお風呂の専門家
小林麻利子さん
同志社大学卒業、京都市出身。SleepLIVE株式会社代表取締役社長。