実はスッピンは肌に良くない! 医師が教える「スキンケアの基本」
毎日化粧品を使っていて、ふと疑問が生じることがあります。そこで、アンチエイジングを専門となさっている医師の竹中奈織さんに「化粧品が肌に慣れる?」「すっぴんのほうが肌にいい?」といったケアの基本について質問してみました。
長く使っていると化粧品の効果が薄れているように感じるのですが
Q.効果の高い化粧品を使いすぎると肌が慣れて老化してしまうって本当ですか?
NO!
高かれ安かれ、使い始めに効果を感じていてだんだん変化がなくなってきた時は、これ効いてるんかな…?って思ってしまいますが、その化粧品が肌に合っているため変化がないように感じるのです。
ニキビやぶつぶつ、かゆみ、乾燥などマイナスの症状が出てしまった場合は、合っていないのですぐにやめましょう。化粧品はピンからキリまでありますが、自分の肌に合うものに出合えた場合、財布が許せば、高いものを使い続けていても問題はありません。
ただ年齢によって皮脂の量や女性ホルモンの量、生活環境などによっても肌は変化するものなので、使う化粧品も見直す必要が出てくるでしょう。
化粧を早く落としたり、メイクを休む日を作ったり…すっぴんがいちばんいいのでしょうか
Q.肌のためにはなるべくすっぴんでいるほうがいいのでしょうか?
NO!
休みの日やテレワークの日はつい…すっぴんでいるほうが肌に負担がかからずいいと思われがちですが、いつも通りのベースメイクとして日焼け止めクリームやファンデーションを塗るほうが水分を保ち、皮脂を抑えてくれるので乾燥しにくく肌にいいことがわかっています。