ゆうこすさんのPMDD体験談。まわりが気づいてくれたから、分かったこと。
起業家として忙しく過ごす中で、PMDDと気づかないまま生理前の気分の不調に悩んでいたゆうこすさん。周囲の人たちに背中を押されて婦人科と精神科を受診したことが、辛い状態を脱出するきっかけに。
突然怒りっぽくなるのは、自分の性格だと思っていました
SNSで美容情報などを発信するインフルエンサーとして活躍し、起業家としても知られるタレントのゆうこすさん。いつも明るく、オープンな人柄で人気だけれど、以前は、生理前になると感情が暴走してしまうことに悩んでいたそう。
「3年ほど前、ちょうど会社を立ち上げた頃でした。いきなりアグレッシブになったかと思えば、突然涙が出てきたりして。一番“被害”を受けたのはパートナーでした。にこにこしている顔を見るだけでなぜか無性に腹が立って、暴言で傷つけたくなってしまうんです。
今考えると本当にひどいですよね」
そんなゆうこすさんを見かね、「PMSでは?」と受診をすすめてくれたのは、他ならぬその彼だった。同時期にツイッターで「生理前が辛い」とつぶやいたところ、フォロワーからも同じ指摘があったそう。
「それまで婦人科は何となく敬遠していたんですが、いろいろな人たちに背中を押されて思い切って診察を受けたら、『PMDDかもしれませんね』と。