自律神経の乱れを防ぐ! 医師直伝「頭痛や目まい等の天気痛」予防策
來村さんまず問診で頭痛の症状を聞きます。楽になる誘因や悪くなる誘因など。必要があれば命に関わる心配のある二次性頭痛の可能性を除外するために、血液検査や脳CTスキャン、MRI検査をし、その要因を除外したら、頭痛のタイプに応じて薬の処方をします。例えば、鎮痛剤や漢方薬、筋弛緩薬などです。生活指導を行うこともあります。
ーー天気の変化による頭痛に悩まされている人は、これから来る台風シーズンにも備え、ぜひこの機会に規則正しい生活を意識してみてはいかがでしょうか。また、マスク頭痛に悩まされている人は、マスクの選び方を見直してみるのもいいかもしれません。
どうしても頭痛がおさまらないなど、今回紹介された基準を満たす場合には、迷わず医療機関を受診しましょう。
快適な生活が送れるよう、ぜひ頭痛フリーな毎日を目指したいですね。
Information
教えてくれた人…來村昌紀(らいむら・まさき)さん
「らいむらクリニック」院長。和歌山県出身。医薬学博士、日本脳神経外科学会脳神経外科専門医、日本頭痛学会頭痛専門医・指導医、国際頭痛学会認定 Headache Masterなど。
(C)PixelsEffect/Getty Images
文・椎原茜
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