“老け見え”は体の内側からも生まれる! 管理栄養士が教える「体の酸化を防ぐ食べ物」
代表的なポリフェノールは、アントシアニン(ブルーベリーやナス)、イソフラボン(大豆)、ルチン(そば)、カテキン(緑茶)などがあります(※3)。水に溶けやすい特徴があるため、毎日こまめに摂ることがおすすめです。
カロテノイド
カロテノイドは、食べ物が持つ黄色やオレンジ、赤の色素成分のことです。野菜や果物などに含まれるβ-カロテンやリコピン、甲殻類や鮭に含まれるアスタキサンチンなどが知られています(※3)。カロテノイドは脂溶性なので、油と一緒に摂ることで効率よく摂取できるでしょう。
食べ物の抗酸化パワーで若々しく健康的に!
年齢は誰でも平等に重ねていくものですが、見た目の年齢は生活習慣や食事によっても左右されます。今回お伝えした抗酸化作用を持つ食べ物を積極的に取り入れて、体の内側から若々しく健康的な食生活をおくりましょう。
【参考】
※1 厚生労働省.e-ヘルスネット 活性酸素と酸化ストレス
※2 厚生労働省.e-ヘルスネット 抗酸化ビタミン
※3 厚生労働省.e-ヘルスネット 抗酸化物質
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文/管理栄養士・寺内麻美
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