2023年7月7日 20:45
電気代が高くなる原因かも… 掃除のプロがやらない「エアコンのNG活用法」
設定温度を下げると、消費電力がぐんとアップしてしまいます。
夏の冷房時の室温目安である28℃に設定し、“まだ暑い!”というときは、設定温度を下げるよりも「風量」を変更しましょう。風量がアップすることで体感温度が下がり、涼しく感じやすくなるはずです。
なお、温度設定を1℃高くすると約13%(約70W)の節電になるといわれています(※4)。まずは風量を変えてみて、その後は自動運転にしておくことが、効率的かつ必要以上の電力を使用しないためのポイントです。
(2)エアコンの風を下向きに固定したまま
エアコンを使用していると、足元は冷えているのに、体の上部はまだ暑いと感じることはありませんか?冷たい空気は、下の方に溜まりやすくなります。エアコンの風向きを下に向けたままだと、部屋の温度にムラができやすく、冷房効率が悪くなってしまうのです。部屋全体に涼しい空気がいきわたるように、エアコンの風向きはスイングか水平に設定しておきましょう。
扇風機やサーキュレーターを併用して冷たい空気を循環させると、設定温度を低くしなくても部屋全体がまんべんなく涼しく感じられます。
(3)エアコンの掃除をサボりがち
エアコンの高いところまでは手が届きにくく、ついついフィルター掃除を後回しにしてしまいがち、という方も多いかもしれません。