体調不良の原因は“寝相”かも…【医師監修】睡眠の質向上につながる「寝姿勢」のポイント
胃が空になる前にごろ寝してしまったり、就寝してしまったりすると、消化がすすみにくくなり、胃の中のものが滞ってしまいます。すると、逆流して胸焼けの原因になったり、翌朝に胃もたれを起こしたりする原因になるのです。
仕事で夕食の時間が遅く、寝るまで2~3時間も待てない方や、寝る前についついお菓子などをつまんでしまう方は要注意!できるだけこうしたライフスタイルを見直すのがベストですが、なかなか難しいこともありますよね。
胃がしっかり空になる前に寝ないといけないときにおすすめなのが、左横向きで寝ること。左横向きで寝ると、胃の入り口が高い位置にくることで、胃酸の逆流を大幅に減らすと考えられています。また、胃から腸へ食べ物の流れが良くなるので、翌朝まで胃の中身が残留することがなくなり、胃もたれを防ぐのに役立つといわれています。
腰痛になりやすい人は…
女性でも悩んでいる人が多い、腰痛。腰の負担を減らすための寝姿勢として、仰向けで寝る場合は腰まくらを使ったり、腰の部分にタオルをはさむことが有効な場合があります。
まとめ
多くの人が毎日6~8時間は睡眠をとっているでしょう。それだけ長い時間を過ごす睡眠の質を高めるために、寝姿勢や寝具だけでなく、寝入り前のライフスタイルも含めて見直してみましょう。