2023年9月28日 20:15
体調不良の原因は“寝相”かも…【医師監修】睡眠の質向上につながる「寝姿勢」のポイント
みなさんは寝ているときの姿勢について考えたことありますか?無意識に自分が落ち着く姿勢をとっているかもしれませんが、実は睡眠時の姿勢は体に様々な影響を与えていることも。人は人生のおよそ3分の1を睡眠が占めているとも言われます。場合によっては健康にも影響を与えることもあるので、今回は女医の筆者が「睡眠時の姿勢」について解説いたします。
睡眠時の姿勢
若くて健康な人にとっては、睡眠時の姿勢はそれほど重要ではかもしれません。ただし、年齢を重ねるとともに、寝姿勢がプラスにもマイナスにもなる可能性があります。
いびきが気になる人は…
いびきが気になる人におすすめなのは、横向きの寝姿勢です。胎児のような姿勢で、足を体の方に丸めて横向きに寝るのもいいでしょう。
これは特に人気のある寝姿勢なのですが、様々なメリットがあると考えられます。例えば、腰痛があるときに痛みを和らげることが期待できるだけではなく、妊娠中の女性にも負担がかからないと言われています。また、いびきの軽減にも役立ちますよ。
睡眠時無呼吸症候群について
睡眠時無呼吸症候群(※1)は、睡眠中に気道が詰まってしまうことで、呼吸の停止を引き起こし、いびきを伴うことがよくあります。