一般人の放射線治療の知識は不十分も、メリットの理解は進む 乳がん患者、放射線治療の正しい知識は不十分ではあるが、生活の質は高く満足度も高い
◆放射線治療で「髪が抜ける」「入院が必要」など誤ったイメージを持つ人が多い。
◆放射線治療を実際に受けると、治療前に思っていたより楽だったと感じる人が4割超。
◆手術・化学療法に比べて、放射線治療は勤務状況に変更をきたしにくい。
〔調査概要〕
■調査方法 :インターネット調査
■調査実施期間 :2021年5月10日(月)~5月11日(火)
■調査実施委託先:株式会社マクロミルケアネット
■監修 :東京大学医学部附属病院放射線科
中川恵一、扇田真美、南谷優成、向井智哉
〔健康成人調査 対象〕
■調査対象 :がんと診断されたことがない20歳以上80歳未満の日本人男女
■解析サンプル数:3,090(男性1,570、女性1,520)
〔健康成人調査 回答者属性〕
男性20代 :249名 8.1%
男性30代 :312名 10.1%
男性40代 :316名 10.2%
男性50代 :349名 11.3%
男性60代以上:344名 11.1%
計 1,570名
女性20代 :290名 9.4%
女性30代 :300名 9.7%
女性40代 :296名 9.6%
女性50代 :321名 10.4%
女性60代以上:313名 10.1%
計 1,520名
〔乳がん患者調査 対象〕
■調査対象 :乳がん患者
※初発の乳がん診断後1年以上5年未満の女性患者
■解析サンプル数:309名
〔乳がん患者調査 概要〕
■回答者属性
女性20代 :1名 0.3%
女性30代 :13名 4.2%
女性40代 :105名 34.0%
女性50代 :120名 38.8%
女性60代以上:70名 22.7%
■乳がんステージ
0期 :6名 14.9%
1期 :122名 39.5%
2期 :90名 29.1%
3期 :31名 10.0%
4期 :9名 2.9%
正確なステージ不明:11名 3.6%
【健康成人調査】
■健康成人調査:がんの放射線治療、正しく認識されていない現状明らかに
問いの文章内容が「正しい」