第15回「働く人の電話相談室」結果報告 コロナ禍で女性、正社員の相談件数が大幅に増加 働き盛りの世代の相談割合増加も顕著
(17.5%)が減少する一方で、「自分自身に関する悩み」「家族に関する悩み」「生活上の悩み」など多岐にわたり影響が及んでいることがわかります。<新型コロナウイルス・テレワークの影響について>
新型コロナウイルス・テレワークの影響について
<新型コロナウイルスの影響を受けた悩みの内訳>
新型コロナウイルスの影響を受けた悩みの内訳
■正規社員からの相談件数が大幅増
相談者の属性割合は正規社員が昨年に比べ件数、割合とも大幅に増加しています。相談に寄せられた声には「収入が減った」、「転職が不安」、など職場環境の変化や、コロナ禍など社会環境の影響などが心の悩みへ直結している現状が伺えます。またテレワークの影響も増加しており、定着してきたテレワークに伴い「コミュニケーションがしにくい」「仕事の達成感がない」など職場環境の変化に働く側の心が追いつかない現状も顕著となっています。
<相談者の属性割合と昨年比較>
相談者の属性割合と昨年比較
■女性、30代から50代の働き盛りの相談割合が大きく増加
女性からの相談割合が7割近くまで増加、30代から50代の働き盛りの相談割合も増加しています。