2022年1月20日 09:45
“マインドフルネスの効果”に関する調査報告 変化を感じた上位3項目は「生きがい」「自己受容」「楽観性」
期間に応じた変化に対する影響を見てると、参加期間が長いほど変化の度合いも大きいことが分かります。12項目中10項目において、7ヶ月以上参加している人は、そうでない人に比べてより大きく変化を感じている結果となりました。両者の差が大きいのは、睡眠(Δ=0.73)、集中力(Δ=0.70)、感情マネジメント(Δ=0.68)、コミュニケーション(Δ=0.68)の項目となっています。
参加期間による比較
■考察
本調査では、参加頻度が高いほど参加期間が長いほど、実践の効果があることが分かりました。週4回以上、6ヶ月以上でより顕著に変化が現れる結果となりました。同調査で、週3回以上、2ヶ月以上でも変化に差が表れている結果を得ておりますが、母数に偏りがあり信頼性が低いと判断したため結果を公表することを控えました。より保守的な観点から本データを調査結果として報告します。
マインドフルネスの効果が現れるのには、個人差があることに留意する必要があります。
筋トレと同様に、心のトレーニングで効果が得られるようになるまでには、相応の時間と頻度が求められます。逆に言えば、定期的に継続的にトレーニングを実践することで、効果が現れてくるということになります。