ベジメータ(R)による継続的測定で小・中学生の野菜摂取量が改善
■世界初の非侵襲的に野菜・果物の摂取量を評価する装置の発明に至った偶然の出会い
1999年にオーストラリアで開催された国際カロテノイド会議へ向かう飛行機内で偶然隣同士となったユタ大学物理学者のヴァナー・ゲラマン博士(米国LLC社:Longevity Link Corporation、CEO)とイェール大学慢性疾患疫学部門のスーザン・メイン博士(現FDA)との出会いから、非侵襲的に野菜・果物の摂取量を評価するプロジェクト 6)がスタートしました。16時間のフライトで互いの研究を話し合った中で、メイン博士から自己申告による栄養調査はバイアスが掛かるので、研究では皮膚生検や血中カロテノイド測定が行われるが、いずれも侵襲を伴うため、これらに代わる非侵襲的な評価方法理想的であるとの話があり、そのひとつの方法として皮膚カロテノイド(皮膚1gに数マイクロgが含まれる)の測定が提案されました。それを受けて、プロトタイプの改良が続けられ、世界初の野菜・果物の摂取量を評価する光学的皮膚カロテノイド量測定装置(ラマン分光装置、特許取得)が誕生しました。
世界初の果物・野菜摂取量を非侵襲で評価するラマン分光装置
さらに、価格を抑えるためにレーザー光源の代わりに白色LED光源で測定が可能な装置ベジメータ(R)