ビューティ情報『漢方を求める女性の78%は「かくれ貧血」 ~貯蔵鉄(フェリチン)を「血余」で対策する~』

2022年12月15日 11:00

漢方を求める女性の78%は「かくれ貧血」 ~貯蔵鉄(フェリチン)を「血余」で対策する~

それに対して、「かくれ貧血」は、ヘモグロビン濃度は正常な反面、体内で貯蔵している鉄(貯蔵鉄、フェリチン)が減少し、貧血のような症状がみられることであり、潜在性鉄欠乏性貧血と呼びます。

一般社団法人 日本鉄バイオサイエンス学会によるフェリチンの基準値は男女とも25~250ng/mLであり、12~25ng/mLは貯蔵鉄の減少、12ng/mL以下は貯蔵鉄の枯渇と定義しています。2009年の厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、フェリチンが15ng/mL未満の日本人女性の割合は22.8%で、とくに月経のある20~40代に限ると48.5%となり、実は「かくれ貧血」である女性の割合は多いと言えます。

参考:厚生労働省, 国民健康・栄養調査, 平成21年
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html

【中医学で考える対策「血余(けつよ)」】
西洋医学でフェリチンを増やすという考えは、中医学では「血余(けつよ)」という考えにあたります。「血余」とは2,000年以上前に書かれた『黄帝内経』という中国の最も古い医学書に使われ、「血(けつ)」

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