ビューティ情報『漢方薬局で男性更年期の相談が増加 更年期障害と自覚せずに悪化するケースも』

2023年2月8日 17:45

漢方薬局で男性更年期の相談が増加 更年期障害と自覚せずに悪化するケースも

男性更年期の不調としては、不安、イライラ、うつ、不眠といった自律神経症状・精神症状から、全身倦怠感、疲れやすい、頭痛、肩こり、背部痛、動悸、息切れ、手足のしびれといった身体症状まで様々な不調がみられます。社会的認知度が低いことや、女性と比べ、更年期症状がみられる年代層が幅広いことからも病院を受診するかどうかの自己判断が難しくなっていると考えられます。相談者の中には、更年期症状だと気が付かずに見過ごしてしまうことで精神疾患と診断された方もいらっしゃり、早めの相談と適切な判断が求められると考えています。

■中医学で考える男性更年期
中医学の2,000年以上前の古典である「黄帝内経」によると、男性は8の倍数で体が変化するとされています。8歳で永久歯が生え髪が長くなる、16歳で精通が起こり子供を授かれるようになる、24歳で筋骨が強くなり、成長が極まり、32歳で体が一番丈夫で強くなります。今度は40歳になると体の衰えが始まり、髪が抜けて性欲不振となり、48歳になると顔の艶がなくなり、白髪が出て疲れやすく、56歳になると筋肉が減り、精子が減るとされています。体の衰えが出てくる40歳というのは、ちょうど現代の男性更年期にも当てはまり、48歳と56歳は特に大きな変化が出やすい年齢と考えられています。

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