ビューティ情報『口腔内の良い菌を残して悪い菌のみ殺菌する独自成分を開発 大木製薬、明海大と共同研究/特許取得を発表』

2023年3月1日 13:30

口腔内の良い菌を残して悪い菌のみ殺菌する独自成分を開発 大木製薬、明海大と共同研究/特許取得を発表

■強い殺菌、抗菌力を持つプロポリス
プロポリスとは、ミツバチが樹木から集めた樹脂と、ミツバチが出す分泌液の混合物のことです。
ミツバチはこのプロポリスを巣の外壁を補修したり、巣の内部の温度を保ったりするのに利用しますが、一番の目的は巣内を“無菌状態“に保つことです。
木の樹液には、もともと木自身を守るための抗菌力が備わっています。ミツバチはその抗菌力のある樹脂を口の中で噛み続け、滑らかにしたものを巣内のあらゆるところに利用することで、外から帰ったミツバチについた菌を滅菌したり、巣内で過ごす多くのミツバチを有害な菌から守っているのです。
そんなプロポリスは”天然の抗生物質“とも呼ばれています。それは強力な殺菌、抗菌力を持っているだけでなく、人体に無害で安全性が高いことに由来します。
また、薬理作用として抗腫瘍作用、抗炎症作用、抗菌作用を持つプロポリスはオーラルヘルスケアに最適な天然物素材なのです。

口腔内の良い菌を残して悪い菌のみ殺菌する独自成分を開発 大木製薬、明海大と共同研究/特許取得を発表

ミツバチ

大木製薬はこれまでに明海大学、近畿大学とともにプロポリスに関して以下の研究を行ってきました。
<明海大学>
・う蝕原因菌、歯周病菌、口臭菌、炎症菌に対する抗菌作用
・バイオフィルム形成抑制作用
・毒性・抗炎症作用
・歯骨細胞抑制作用

<近畿大学>
・口臭抑制作用(メチオニナーゼ阻害作用)

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