<第1弾>シニア世代の便通状態、半数が黄色信号 60~80代男女に聞いた!『シニアの便通実態調査2023』内科医が警鐘を鳴らす“ミイラ便”のリスク
帰国後は大学病院での勤務を経て、現在は福岡県みやま市の工藤内科で地域医療に尽力。糖尿病、肥満治療、東洋医学、漢方治療の専門家としてメディア出演も多数。
工藤孝文先生
工藤あき(くどう あき) 先生 |工藤内科 副院長
消化器内科医・美腸・美肌評論家
日本内科学会認定医・日本消化器病学会専門医・日本消化器内視鏡学会専門医。一般内科医として地域医療に携わりながら、腸内細菌・腸内フローラに精通。腸活×菌活を活かしたダイエット・美肌・エイジングケア治療にも力を注いでいる。植物と美の関係をひもとく、日本でのインナーボタニカル研究の第一人者としても注目されている。その美肌から「むき卵肌ドクター」の愛称で親しまれ、メディア出演多数。
工藤あき先生
■シニアは“ミイラ便”に要注意!ビフィズス菌の摂取で腸の改善を
便秘の症状がある人はシニア層に多い傾向がありますが、今回の調査でも「便秘気味になり始めた年代は50代以降から」という人が多く見られました。加齢に伴う腸の動きの悪化に加え、筋力の低下が、残便感や排便時間の長さをもたらしているものと考えられます。便秘の人に多く見られる「コロコロ便」「硬い便」