<第1弾>シニア世代の便通状態、半数が黄色信号 60~80代男女に聞いた!『シニアの便通実態調査2023』内科医が警鐘を鳴らす“ミイラ便”のリスク
「やや硬い便」は、大腸に長く留まったために水分が搾り取られ、ミイラ化した便=“ミイラ便”になっている証拠です。この“ミイラ便”は腸内で硬く固まっているので、体内から排出するのもひと苦労です。便やおならが臭く感じるのは、ミイラ便が体内で腐敗し、毒素を出していることが原因と考えられています。
便秘の対策法としては、多くの方が「ヨーグルト」「食物繊維」「水」を挙げていました。特にヨーグルトを意識している方は6割を超えていましたが、それでも便秘に悩んでいる実態が伺えます。そんな方は、普段食べているヨーグルトにビフィズス菌が入っているかどうか、注目してみてください。ヨーグルトにはビフィズス菌が入っていないものもありますので、購入される際にはパッケージをよく確認すると良いでしょう。ビフィズス菌は、お腹の中で悪玉菌の活動や増殖を抑え、腸内環境をよい状態へと導く役割をします。
高齢でも元気な人のお腹の中にはビフィズス菌が多いという研究結果もあり、ビフィズス菌数を維持することが、健康の秘訣と言えるかもしれません。
便秘気味になり始めた年齢
ミイラ便
■「大腸劣化」対策委員会について
全身の健康の要である大腸。